創業万延元年 松の司

創業万延元年 松の司

ブログ

松の司の「現在」

限定酒 竜王山田錦(ブルー) 生酒

2021-04-07

お元気様です。管理人Kです。

 桜が満開です。
 お花見と言えば20代の頃に寒空の下、寒い寒いと言いながらキンキンに冷えたビールを飲まされると言う、桜どころではなかった花見を思い出します。(笑)
 このご時世。宴会とはいきませんのでライトアップされていた近所の桜をお花見に行きました。人が少なくとても静かで、通り抜けだけでも十分に楽しめました。来年にはゆっくりと日本酒を飲みながら桜を愛でる。そうなっていればと切に願います。

 


 

 さて、もうすでにお飲みになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、3月に発売しました「松の司 純米大吟醸 竜王山田錦 生酒」をご紹介致します。

 

 

 竜王山田錦と言えば、通称ブルーの事です。現在のブルーは「竜王山田錦 土壌別仕込」へとパワーアップしている商品ですが、生酒は以前のスタイルを踏襲。斜め掛けのタスキが懐かしいです。
 その年の一番良好と判断された竜王町産山田錦がブルーの仕込みへ使用されていました。しかし、今では酒米部会(特約農家)の皆さまの尽力のお陰で品質に大きな差は無く、どの農家さんの山田錦でも良好なお米が収穫されています。

 今回の生酒に使用された山田錦ですが、公表はしておりませんので詳しくはお伝え出来ませんが、「や」で始まって「え」で終わる地区となります。
と言うことで、R2BYの土壌別仕込の地区は「橋本」、新地区「山面(ヤマズラ)」、「弓削」、「駕輿丁」となっております。4土壌を揃えて下さるお客様もおられますが、この生酒も揃えてこそ本当のコンプリートはになるのではないでしょうか?!(生酒バージョンの地区は非公開ですが…笑)

 

  穏やかで落ち着いた香り。大吟醸にして華やかすぎない所は料理との相性を考えての事。
若葉の様な印象を持つフレッシュな味わいと、舌の上に広がるお米の旨味。丸く入り膨らんでから細く締まってキレていく味わいに、ついつい盃を進めたくなります。

 先日、知り合いからこごみを頂きましたが、春の山菜を天ぷらなんかにして合わせたり、生のわかめとタケノコの若竹煮なんかと合わせたりと、フレッシュな味わいやお米のフワッと広がる旨味なんかとマッチするんじゃないかと思います。想像するだけで垂涎ものですね。(笑)

全国的に数量も多くありません。見かけた方はぜひ手に取って春の食材と合わせてみてください。

管理人 K

カテゴリー:商品紹介

この投稿をシェア