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竜王町で共に酒米造りに取り組む酒米部会の面々と。 -

酒蔵の周りの田んぼと山々。美しい地元の自然。 -

大吟醸を教わり、共に松の司の基礎を造った故 瀬戸清三郎 名誉杜氏と。 -

この土地でしか造りえない酒と価値を求め続ける。 -

能登杜氏組合 品評会での受賞を祝して石田杜氏をはじめ蔵のスタッフたちと。 -

次の時代を託す息子 松瀬弘佳と。
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私の生まれた滋賀県竜王町の弓削という土地は見渡す限りの田園風景が広がる普通の田舎町です。散歩をしていると、四季折々の草花や季節の移り変わりを思わせる何気ない景色の中に、秘められた美しさや心地よい風を感じることができます。この自然が与えてくれる素晴らしい安心感の中に私たちは心のよりどころとなる郷土を感じるのかもしれません。
そんな弓削という土地に根を張り、松の司という日本酒を造る上で、この自然とともに循環する安心感を次世代へと伝えていきたいと考え始めてから長い年月が経ちました。竜王町での契約栽培による酒米作りを1988年にスタートさせ、2002年にすべての契約圃場に「環境こだわり農産物認証」を取得、2003年からはいくつかの圃場での「栽培期間中無農薬・無化学肥料栽培」を開始、それらの取り組みは深化を続け、2024年には弓削産山田錦のオーガニック栽培へとつながったのです。
私の想いに価値を見出し歩んでくれた地元農家とのつながりの中で生まれたオーガニック山田錦。竜王町弓削に広がる風景とともにすこやかに循環するこの酒米を最高のかたちで日本酒へと昇華させるために、私自身が理想とする大吟醸を造る時が来たように思いました。
今の時代、多種多様な大吟醸が世の中にあふれていますが、私にとって大吟醸という酒はもっと特別で、食べ物とのペアリング云々ではなく、そのもの自体が完成された芸術品です。私が若いころに出会った大吟醸は、能登杜氏が造った酒で、山田錦(精米歩合40%)、金沢酵母が基本でした。この組み合わせは今も変わらない憧れとして自分の中に存在しています。
「私の弓削への想いが詰まった酒米を、私の原体験であり憧れのスタイルで、松の司の今と融合させる」それはただの商品ではなく、誰よりも私自身が飲んでみたい、さまざまな想いをかたちにした理想の大吟醸だと思えたのです。
こうして生まれた『松の司 純米大吟醸 弓削竜王』は、私が松瀬酒造の蔵元として弓削という土地で日本酒とともに歩んだ歴史の凝縮です。そして常々かかげてきた「この土地に感謝し、ここにしかない酒を創造する」という哲学とテロワールを込めて、次世代へと贈る現時点での松の司の一つの集大成といえます。だからこそ今、この酒に『弓削竜王』という名を冠して、みなさまにお届けしたいと思います。
ラベル&パッケージデザイン:
Innami Hiroshi (Creative Advisor)
Kim Inchul (ONE O ONE plus Director )
Asada Takushi (Designer)
動画:
Kim Inchul (ONE O ONE plus Director )
Asada Takushi (Designer)