創業万延元年 松の司

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松の司の「現在」

兵主大社御鎮座1300年記念〈二十四節気撮影〉4月

2022-04-14

こんにちは蔵人 原です。

滋賀県野洲市にある兵主大社さんの御鎮座1300年を記念した行事に松の司を選んでいただきました。

その行事というのは、二十四節気に合わせて、兵主大社さん所蔵の滋賀県ゆかりの美術品(掛軸や器など)と地産の旬の食材(お料理)、そして滋賀の地酒を組み合わせて1年間写真におさめていくというプロジェクトです。

100年に一度の大切な記念にウチの酒を選んでいただくなんて嬉しい限り。

撮影は滋賀県を拠点に風景、文化、祭礼を記録されている写真家の辻村耕司さんです。

 

まずは4月上旬《清明》の撮影から。

【軸】
 織田瑟瑟 作の「桜花」3幅、井伊直弼 筆の和歌短冊
【器】
 湖東焼の赤絵金彩 徳利・盃、その他 湖東焼の青磁・染付など
【料理】
 焼き筍、山菜3種盛り、鯖寿司など
【酒】
 松の司 純米大吟醸 陶酔

 

春の酒宴を模した組み合わせということで、織田瑟瑟さんの美しい桜の軸を背景に春の幸で乾杯です。


続いては4月下旬《穀雨》の撮影。

【軸】
 三輪休雪(第十一代)筆の「桜花」
【器】
 三輪休雪(第十一代)作の白萩 花入と盃、藤原雄 作の備前四方皿
【料理】
 うぐいの煮付
【酒】
 松の司 大吟醸 Ultimus(アルティマス)

こちらは桜の陰と陽でいうと陰の宴。一振りの桜の枝を飾り一人酒を飲むようなシチュエーションですね。

この萩焼や「桜花」の筆をとった三輪休雪さん、うぐいを盛った備前焼の藤原雄さんどちらも人間国宝に認定された方です。素晴らしい器たちとUltimusの共演は胸躍る時間でした。

出来上がった写真は1年をかけて随時お知らせしてまいります。

どうぞお楽しみに。

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