大地のエネルギーをたっぷりと蓄えた食材豊かな豊穣の秋にふさわしい味わいとなるよう、日本酒の本質的な魅力である《熟成》の表現をコンセプトに仕立てた酒です。
その表現を可能にしたのが異なるヴィンテージ(醸造年度)の酒を数種類ブレンドするという手法。さまざまな個性を最良の組み合わせで一つの酒に閉じ込めることで、《おだやかで落ち着いた香味、なめらかな口当たり、まろやかな熟成の味わい》を感じさせながら、全体の印象は軽やかで優しい食中酒が完成しました。
秋のおとずれを告げる松の司の秋酒として、ススキの別名である『尾花』という名前を添えて。